「筑水」×「筑波43号」(「新高」×「豊水」×「平塚17号」)
「幸水」より20日間程度早く成熟する極早生のニホンハナシの新品種。収穫期は、育成地(茨城県つくば市)で7月下旬~8月初旬、南東北で8月上~中旬。樹勢は「幸水」よりやや強く、「幸水」と比べ、小果(330g程度)ですが、果肉が軟らかく、糖度と酸味はほぼ同程度で、食味良好です。
ニホンナシはお盆(8月13日~16日)時に需要が高くなるので、この時期に販売できることは生産者に非常に有利となりますが、早生の主要品種「幸水」は、お盆前に収穫できる地域は西南暖地等の温暖な地域に限られているため、東日本で「はつまる」を導入することでお盆前に収穫が可能となることから、特に東日本における普及が期待されます。